TOP > 特集 > EPSON > リビングステーション特集



日本で大画面テレビと言えば、液晶・プラズマが主流となっていますが、
アメリカでは、「リアプロジェクションテレビ」が人気です。

今回は、エプソンの「低価格」「大画面」の液晶リアプロジェクションテレビ
LIVINGSTATION(リビングステーション)を取り上げ、
リアプロジェクションテレビの特徴や、他の大画面テレビとの違いを特集しました。



リアプロジェクションTVとは?

■大画面でも圧倒的に安い

液晶プロジェクション方式の仕組みは、

1.映像を光学エンジンを利用し投写レンズで拡大
2.ミラーに反射させた映像をスクリーンに映し出す

という非常にシンプルな構造です。

この方式は、他方式に比べて大きな液晶表示パネルなどを必要としないためコストを抑えることができます

例えば、
47型\268,000 (ELS-47S2 配送・設置含む)
57型\358,000 (ELS-57S2 配送・設置含む)

と、1インチ6,000円前後〜となっており、
液晶テレビやプラズマテレビの同型サイズと比較すると、10〜20万円程度の差があります。(2006年6月現在)


■液晶パネルはこんなに多種類
液晶パネルにはさまざまな種類があります。それぞれ性能が異なるため、用途により最適なものを使用します。

HTPSとは、High Temperature Poly-Silicon(高温ポリシリコン)の略で、アクティブマトリクス駆動方式の透過型液晶パネルです。小型で高精細、高コントラスト、ドライバ内蔵可などの特徴があります。
HTPSには、その名のとおり、それぞれの画素にポリシリコンで生成された薄膜トランジスタがあり、走査線の電圧を変えることでON/OFFを切り替えるスイッチとして働きます。





プラズマ・液晶テレビとの違い

■液晶テレビの原理
液晶は文字通り「液状の結晶」で、電圧をかけると分子の並び方が変化する性質を持っています。この性質を応用して、液晶にかける電圧をコントロールすると光を通したり、遮ったりするシャッターが作れます。
液晶テレビでは、このシャッターが画面上の画素ごとに切り替わるようになっていてバックライトの光の通過をコントロールし、三原色のカラーフィルターの画素を明滅させてカラー映像を表示します。


■プラズマテレビの原理
プラズマテレビは、いわば小さな蛍光灯の集合体です。従来のブラウン管テレビや液晶テレビとは異なり、蛍光灯の発光に似た原理を採用しています。
画面には画素ごとにごく小さな蛍光灯(表示セル)がびっしりと並んでいます。表示セルに高電圧をかけるとガス放電でプラズマが生じ、それが三原色の蛍光体を発光させてカラー映像を表示します。



■大画面・高画質で低価格のプロジェクションテレビ
プロジェクションテレビは、ミラーに反射させてスクリーンに映し出す構造上、ブラウン管テレビより薄いものの、多少の奥行きが必要になってしまうため、日本ではこれまで液晶、プラズマなどが注目されてきました。

しかし、明るく高精細なデバイスが開発された現在、アメリカではプロジェクションテレビが圧倒的な人気を誇り、国内でも熱い視線を浴びています。

DVDやビデオなどのAV機器をテレビの下に設置することを考えれば、奥行きにそれほどの差はありません。

それよりも、より大画面で高画質な映像が楽しめること、大型スクリーンであっても価格が安いこと、消費電力が少なく省エネであることなど、これからのテレビのあり方として一つの方向を示していると言えます。




大画面・低価格のワケ

液晶やプラズマで大画面テレビを製造しようとすると、大きな液晶あるいはプラズマのパネルを作らなければなりません。このパネルの開発と製造には大変なコストがかかります。

リビングステーションでは、映像を生成する部位に超高精細小型液晶パネルを利用しています。この液晶パネルに光源である投写ランプの光を当てて透過させ、作り出した映像をレンズで拡大してスクリーンに映し出しているのです。

小さな液晶パネルを使って投写する方式で、大きな表示パネルを必要としないためハイコストパフォーマンスを実現できるのです。


■シンプルな構造もキーポイント
コストパフォーマンスに貢献するのは、液晶パネルの大きさの違いだけではありません。液晶パネルが大きいと、それをコントロールするための信号配線が長くなり、制御装置や消費電力も大きくなります。

リビングステーションの場合、液晶が小さい分、配線の長さも短く制御装置も小型になり消費電力も低減できます。また液晶パネルが大きくなるとバックライトも大型になりますが、リビングステーションにはバックライトは一切必要ありません。100W※の投写ランプで映像を映し出しています。さらにガラスなどの重量物が少ない構造のため、軽量化されています。

このように、さまざまな技術の集大成によって、大画面でありながらハイコストパフォーマンスを実現したのです。





圧倒的な低消費電力

画面が大きくなっても消費電力はほぼ一定
これがリビングステーションの大きな特徴です。

それは画面を大きくしても、液晶パネルや光源のランプの大きさを変更しなくて良いからです。他方式では消費電力は画面サイズに比例して多くなります。液晶テレビではバックライトの拡大化が必要となり、プラズマテレビは、画面全体が蛍光灯の集合体のような構造のため、画面の拡大にともない多くの電力を必要とします。

リビングステーションで使用するランプは、わずか100W※1。
57V型、47V型共に同じランプです。
さらに、消費電力はわずか198W※2、地球環境に配慮した省エネ設計のテレビです。
また、画面正面からの漏洩電磁波がきわめて少ない設計となっています。

液晶プロジェクションTV 液晶テレビ プラズマテレビ
大画面でも100W※ 画面サイズに比例して、
バックライトも大きくなる
画面サイズに比例して
発光面積が大きくなる
※1 Gシリーズは100W/120W切換可能
※2 Sシリーズの消費電力。 Gシリーズは269W(待機時:約0.9W)



■目にやさしい大画面
3LCD方式は、3枚の液晶パネルを使って色表現をするため色再現性が広く、原色に忠実な色再現が可能で目に優しい画像を再現します。また、一定の明るさを保った光源を利用して映像を生成するため、画面のちらつきがありません。
さらに、3LCD方式では、三原色の時間的なずれによって虹のような模様が見える「カラーブレークアップ」という現象が起こりません。このため長時間見ても疲れにくい、目に優しい方式なのです。
3LCDの構造 カラーブレークアップ









配送・設置も選べてらくらく

1.配送・設置コース【本体販売価格よりマイナス5,000円】

お届け先に配送後、開梱・ご指定の場所への設置・輸送用の梱包材の引き取りを行います。お届けした製品の接続・設定・動作確認はお客様にてお願いいたします。

お持ちのテレビを移動 輸送用の梱包材の引き取り チャンネルの設定 他のAV機器との接続 本体をご希望の場所に設置


2.標準設置コース【本体販売価格に含まれます】

お届け先に配送後、開梱・ご指定の場所への設置・輸送用の梱包材の引き取りを行います。さらに当社からご購入いただいた製品の接続・チャンネル設定・動作確認を行います。

お持ちのテレビを移動 輸送用の梱包材の引き取り チャンネルの設定 他のAV機器との接続 本体をご希望の場所に設置


3.らくらく設置コース【本体販売価格にプラス10,000円】
お届け先に配送後、開梱・ご指定の場所への設置・輸送用の梱包材の引き取りを行います。お客様が現在ご利用になっているAV機器をリビングステーション本体に接続いたします。(AV機器同士の接続や動作確認についてはお客様にてお願いいたします。また、新規購入の外部機器については接続・設定・動作確認を行う事ができませんのでご了承ください。)さらに、リビングステーション購入前にご使用になっていたテレビの移動を行います。(リビングステーションの設置に伴うテレビのみが対象となります。また、移動は同一建物内に限ります。)

お持ちのテレビを移動 輸送用の梱包材の引き取り チャンネルの設定 他のAV機器との接続 本体をご希望の場所に設置


*ご購入申込み時に選択していただいたコースを確定とさせていただきます。設置時にコース変更はできませんので予めご了承ください。


■保証とアフターサービスについて

標準保証
出荷日から1年間 無償保証
*消耗品(電池、インクカセット、プリント用紙など)は除きます。



アフターサービス窓口
サポート受付の専用ダイヤル「リビングステーションサポートセンター」にて、平日はもちろん土・日曜日および祝日(弊社指定休日を除く)もサポート対応いたします。また、本製品の修理が必要になった場合には、技術者がお伺いして出張修理を行わせていただきます

リビングステーションサポートセンター
0120-545-044
平日 9:00-19:00 土日祝日 9:00-18:00 (EPSON指定休日を除く)


■リビングステーションの商品一覧ページ■

↓標準設置コースの商品